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【初心者向け】Web3.0とは?分かりやすく解説

悩む料理人

WBE3.0ってなんですか???
ちょっとついていけなくて…なんのことかさっぱり…。

かえる

一言でいうと「分散型のインターネット」…なんですが、もうすこし分かりやすく解説していきますね!

引用元:経済産業省HPより
Contents

Web3.0(ウェブスリー)ってなに?

Web3.0とは

Web3.0(読み方:ウェブスリーまたはウェブサンテンゼロ)は、インターネットの新しい形です。

「ブロックチェーン」という技術を使って分散化されたインターネットのことを言います。

。。。と言われてもちょっとわかりにくいですよね。

なので順を追って解説していきます。

まず、知っておきたい知識として、いま使われているインターネットは「Web2.0」と言われています。

この「Web2.0」の場合、データを管理するのは中央の管理者になります。
(Google社とかApple社とかX社:旧Twitterなどなど)

かえる

いわゆる『会社』ですね。

なので、SNSのフォロワー数やKindleで購入した本などの「資産」は実質、企業のものになるわけでアカウントをBANされたらすべて失ってしまいます。

「いやいや、それはちょっとおかしくない?自分の資産は自分で保有すべきでしょ!」

という考え方から生まれたのがWeb3の始まりです。

そして、ここで登場するのがWeb3の『ブロックチェーン技術』

ブロックチェーン技術を使うことで、ユーザー個人どうしが集まってデータを管理することができるようになるんです。

つまり、中央がいなくてもデータを管理できるシステムなんですね!

これにより、特定の企業や管理者がいない分散的な仕組みが実現されて、そういうインターネット社会を『Web3』と呼びます。

かえる

透明性がある中で「みんなで管理していこうね!」という考え方から生まれた仕組みです。

「Web1.0」「Web2.0」「Web3.0」の違い

かえる

Web3.0に触れるためにも、ここでWeb1.0、Web2.0の歴史を見ていきましょう。

・Web1.0: 1990年代のインターネット。(ホームページの時代)
テキストがメインのウェブサイトがほとんどで、基本、ユーザーは情報を一方的に受け取ることしかできなかった時代です。

一応、MSNメッセンジャーなどチャットツールなどもありましたが一般的ではありませんでした。

Windows95とか懐かしいです。。。

この頃は回線速度もかなり遅く、画像を開くのも一苦労という感じでした。。。

Web2.0: 2005年〜現代のインターネット。(SNSの時代)
SNSやブログのように、だれでも気軽に情報発信することができるようになりました。

ネット回線もADSLなどで高速化していき、今では光回線になりたくさんの人がネットを使う時代へ。

まさにSNSがWeb2時代を象徴するサービスですね。

また、Web1、Web2は基本的に中央集権です。

SNSで発信するためには登録が必要ですし、個人情報は中央の管理者(企業)が存在します。

Web3.0: 現在広まりつつあるインターネット。(ブロックチェーンの時代)
個人ユーザーがデータを所有し、ブロックチェーンを基盤とする分散型のウェブです。

中央管理者が存在せず、ユーザー間で直接取引や情報のやり取りが可能です。

かえる

ではWeb3についてもうすこし深堀っていきましょう!

なぜWeb3が注目されているのか?

さて、今の時代になぜ『Web3.0』が注目されているのか?

「便利だから注目される」という理由ももちろんありますが、現在のインターネット社会(Web2.0)に対する反発も大きく関係しているのではないかと思っています。

そこで、現在のインターネット社会にある問題点を整理していきます。

Web2.0の問題点

いまのWeb2.0の問題点としては、

  • 企業に個人情報が集中しているプライバシー問題
  • 中央集権によるセキュリティの問題
  • データの所有権を中央(企業)が持っている
  • 特定のサーバーに依存している
  • 国境による制限がある

などです。

挙げてみるとなかなか多くの問題があることがわかるかと。。。

個人情報の集中は以前Facebookでも問題になっていました。

GAFAを中心に、住所、年齢、性別、個人の嗜好や行動履歴までありとあらゆる個人情報が集まっていますからね。。。個人のプライバシーの侵害の可能性もあるわけです。

そして中央集権によるセキュリティも問題です。

「何百万件の個人情報が流出しました!」

なんてニュースを見たことがある方もいるかと思います。

まあ他にもありますが、大きな問題としてはプライバシーとセキュリティの2つでしょう。

そこでWeb3.0になるとどう変わっていくのか次の項でお話ししていきます。

かえる

Web3.0が広がることで、多くの問題を解決する可能性があるため注目されています。

Web3.0でなにが変わるのか?

1.個人がデータを所有できる

いまは大手企業があなたの個人情報を管理し、時には勝手に使用することもあります。
それがWeb3.0の世界では、自分の情報は自分で完全にコントロールできるように。
たとえば、SNSの投稿や買い物履歴を、許可した相手にだけ見せることなんかもできるようになります。

2.デジタルの世界でもモノが「本物」に

現在、デジタルコンテンツは簡単にコピーできてしまいオリジナルと区別がかなり難しい。ほぼ一緒です。
ですが、NFT技術により、デジタルアートや音楽、さらにはゲーム内アイテムにも「本物」の価値が生まれます
Web3.0の世界では、あなたの描いたデジタルイラストを「本物」として売ることができるんです。

3.お金の概念が変わる

普通は銀行や国が管理するお金しか使えませんよね。
Web3.0ではビットコインなどの仮想通貨が一般的になり、国境を越えた自由なお金のやり取りができるようになる
そうすれば海外の友達と手数料なしで簡単に送金できちゃうんです。

4.誰でも起業家になれる

Web2.0の世界では、サービスを始めるには多額の資金や専門知識が必要です。
そこでWeb3.0。
小さなアイデアでも、世界中の人々から支援を得て実現できる可能性が。
たとえば、あなたの考えたアプリのアイデアに共感した人々から直接資金を集められます。

5.コミュニティの力が強くなる

いまは企業や政府が多くの決定権を持っています。
Web3の広まりとともに、ユーザーが集まって意思決定をする「DAO」という仕組みが生まれます
例えば、オンラインゲームのルール変更をプレイヤー全員で決めたり、などなど。
実際に多くのDAOが生まれています。
NinjaDAOやCHIMNEY TOWN DAOが有名なところでしょうか。
地方自治体でもDAOを作ろうという動きがあります。(群馬県など)

かえる

Web3.0が広まると結構変わりますね!

日本政府もWeb3.0を推進している!?

日本政府もWeb3.0の可能性に注目していて、「大臣官房Web3.0政策推進室」というものを設置しています。

国をあげてWeb3.0の事例を作ろうと頑張っているところですね。

デジタル庁などがブロックチェーン技術の普及を支援し、Web3.0を利用した新しいビジネスモデルの構築を目指しています。

ですが、実際現状はWeb3においては後進国といったところ。。。

特に日本人でNFTを売買したことがある人は1万人程度です。。。

ただ、Web3.0はあくまでシステムなので必ず広まります。

スマホが一気に浸透したように、「使うのが当たり前」の日がそのうち来ることでしょう。

以下、経済産業省公式HPで発表されている内容になります。

経済産業省では、大臣官房に「Web3.0(ウェブ・スリー)政策推進室」を設置し、資金調達・税制・事業体(ビークル)などの事業環境担当課室やコンテンツ・スポーツ・ファッション・アートなどの業種担当課室が一体で、デジタル庁等の関係省庁と協働し、ブロックチェーンを基盤としたWeb3.0に関連する事業環境課題を検討する体制を強化します。

Web3.0でできること|主に活用されているサービスの例

1. 仮想通貨(暗号資産)

ビットコインやイーサリアムなど、分散型のデジタル通貨です。

2. NFT

デジタルアートや音楽など、デジタルアイテムの所有権を証明するトークンです。

3. メタバース

仮想空間での交流や経済活動が可能なプラットフォームです。

4. DeFi

銀行を通さない分散型金融サービスです。貸付や借入、取引が可能です。

5. DAO

自律分散型組織で、トークン保有者が運営に参加し、透明性の高いガバナンスが実現します。

Web3.0の課題や注意点

1. トラブルが起こった際は自己責任

分散型の特性上、トラブルが発生した場合の対応は自己責任となります。

法的整備はまだまだこれからなので注意しましょう。

2. ハードルが高いと感じてしまう

技術的な理解や操作が難しいと感じる人も多いです。

正直難しいです。

積極的に学んでいかないと理解できません。

3. 今後普及していくには時間がかかる

新しい技術の普及には時間がかかるため、完全な実現には時間が必要です。

使っている人がまだまだ少ないので広がっていくのには数年かかると言われています。

Web3.0と飲食はどう関わっていくのか?

飲食業界でもWeb3.0の技術が活用され始めています。例えば、レストランの予約やレビューがブロックチェーンで管理され、信頼性が向上することが期待されています。また、NFTを使って限定メニューの販売や、メタバース内での仮想レストランの運営も可能です。

まとめ

Web3.0は、インターネットの新しい時代を切り開く技術です。ユーザーがデータを管理し、セキュリティが向上し、誰でも自由に参加できる分散型ネットワークが実現します。これにより、私たちの生活やビジネスがどのように変わるのか、非常に興味深いです。今からWeb3.0について学び、未来の変化に備えましょう。

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